公式「まなべる!トラベル」BLOG

第一弾書籍「えらべる!できる!冒険図鑑沖縄」、全国書店で発売中! 親子旅行を、家族みんなの学び体験に変える新提案をカタチにしていくプロジェクトです。最新情報や、本の中や公式サイトでは書ききれないライヴ感ある情報を提供してまいります。  公式サイト:http://manaberutravel.com

「子ども向け旅行図鑑」の第一弾が「沖縄」な理由

 

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こんにちは!

「教育をもっと楽しく・わかりやすくするクリエイティブ」をモットーに活動しておりますmananicoです。

当ブログにお越しいただき、ありがとうございます!このブログでは、「親子旅行を再デザイン!主体的な学びの原体験に」という発想で発足したプロジェクト「まなべる!トラベル」について、詳しくご紹介したり、親子旅行の新しいコツを提案していきます。

7月初旬に出版予定の「えらべる!できる!ぼうけん図鑑 沖縄」。
今回は、なぜ、第一弾が「沖縄」なのかという部分を、くわしく綴ってまいります!

 

 

わたしたち親子に、たくさんの学びをくれた沖縄

 

私たちmananicoは、現在、沖縄と東京に二つの拠点を中心に活動を続けています。
沖縄にやってきたのは5年前。実は、それまでにも30回ほど、沖縄に通い詰めていました。よく言われる「沖縄病」ですね!

沖縄に旅行に来る帰りの飛行機で、もう次の滞在の予定について相談を始めるほどに惚れこんでいました。個性的な街並み、美しい海に美味しい(めずらしい)食事、そしてどんどん増えていく魅力的な、こころあるお店のかたがたとのやりとり…。
来るたびに新しい発見があり、しまいには「もう住んだほうが早いよ」と言われるようになっていきました。笑

 

「とにかく好き!」以上の感情が湧いてきたのは、
わが子を授かり、沖縄に連れてくるようになってから。

なにをするにも「はじめて」の沖縄で、子どもの好奇心が爆発したのです。

たとえば亜熱帯の圧倒的で豊かな自然と生き物。
最初は、水族館のタッチプールでナマコをつんつんすることから。
ザトウクジラのツアーで、クジラさんの大迫力のアクションを見たり
そのうち、生き物観察ツアーに参加するようになり、海の中で手をにょろにょろ動かすヒトデやウニ、カラフルなお魚が「本当に海に住んでいる」ことを知ったり。

沖縄の海を相手に、「ナンダコレ!」を連発する子ども。
そのキラキラした表情に驚きました。

そして、沖縄旅行をきっかけに、子どもの、生き物への好奇心の扉が、少しずつ開き始めました。

親である私たちも、「キレイ♪」なだけじゃない、海や森に住んでいる生き物の存在に気づき、文化や食べ物も、子どもの目を通して「沖縄」を見る時の粒度、メッシュの細かさがずいぶん変わりました。

 

 

生活拠点を沖縄に移したあとも、まだまだ発見は続きます。

沖縄は、「知識」と「インパクトのある体験」がとっても近い!
すぐ身近にある、圧倒的な自然。
亜熱帯ならではの、個性があふれまくっている生き物。
出かけるたびに、そして季節が変わるたびに出会えるものが変わります

 

県内旅行で、図鑑で読んでいたものに気軽に会いに行く
→そこで「ナンダコレ!」という新しい発見をする。
→興味を持ったものは、家に帰ってなんらか調べる。
そんなサイクルが自然にできていました。

また、観光施設にも、「今回は水族館に、サメを見にいこう」「ヤンバルクイナに会いに行こう」など、テーマのあるお出かけをするようになりました。
(ちなみに、「この合間に、ステキなカフェができたから寄って行こう!」などという親の希望も、その合間にかなえられてしまうのが、沖縄の懐の深さでもあります♡)

 

 

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そうなると、沖縄以外を旅する時の目線も変わってきます

地域によって、どんな生き物がいるのかが違う。
それを体系的に紹介する水族館や動物園、博物館にもそれぞれ特色がある。
生き物ウォッチだけではなく、地域ごとの文化にも触れ、
その土地で当たり前に食べられてきたものも食べたくなります。
さらに、旅行中に限らず、生活圏内で遊びに行くとき(例えば「ん?この公園にいる魚ってそういえば何?」のような)にも影響を与えてくれました。

 

こうした、発見に満ちた旅行を重ねているうち、息子が「はじめて」のことをおそれなくなりました。
また、自然科学への興味がずっと続き、今では、その知識に私たち親も追いつけません(学校では「生き物博士」と呼ばれるようになっています(笑))。さらに、見たことを絵に描いたり、それにまつわる環境も覚えたくなってきたり。詳しいものが国内にはないからと、外国のコンテンツを見ていたら英語が好きになったり。

 

子どもの好きなことをとことん深めることは、同時に世界を広げることになるんだ。
わ、これってまさに「主体的な学び」だ! 

我が家の場合は「沖縄の生き物」きっかけ。でも子どもによって興味のポイントはみ〜んな違うはず。食べ物でも、文化でも、妖怪でも! 
それぞれの子どもがひっかかるポイントを深めていけばいいんだな。

これも、沖縄から教えてもらい、沖縄にとても感謝しているポイントです。

 

旅先への「愛着」も子どもの心を育てる

 

沖縄に住んでみてもうひとつ気づいたことがあります。それは、子どもが旅行先で「おもしろい!すてきだな!たのしいな」とい経験をしてもらうことは、自分の住んでいるところ以外に「愛着」が生まれるということ。

もちろん、「まなべるトラベル!」のコンセプトである「主体的な学び」につなげることはもちろん大切。でもそれだけでなく、その土地で気に入ったものを「守りたい、残したい、増やしたい」の気持ちも、いっしょに育てることができると思うのです。

 

 

その場限りの旅行でなく、「また行きたい、また会いたい」という場所が増え、もしかしてリピートすることになるかもしれません。それこそ、今までの旅と全く違う親子旅行になるでしょうし、子どもの「違っていい」「違うからいい」という「他者を認め、結果的に自分のいいところを知る」意識を育てられるはずです。

さらに、「子どもから」大人に、地元ならではの自然や文化って大事なんだよ、を教えてくれたり、もしかしたらその土地のすてきな未来をつくるために、大人以上に良いアイデアを考え出したりすることにもつながるのではないでしょうか。

だから、「まなベル!」は、むしろ1回の旅行では足りない!と思ってもらえるように作りたいと思っています(笑)。

 

子どもが主体的になる。自分の興味を持ったものを抱く土地に愛着を持つ。
この目的のために
私たちが最初につくる本は「子ども向け」であることは、とても大切だと思っています。また、私たちが学びを得た沖縄、たくさんの親子がやってくる沖縄で作ることも、自然なことでした。

 

専門家や、全国のみなさまと一緒につくります!

 

 

最後にもうひとつ大事なこと。「えらべる!できる!ぼうけん図鑑 沖縄」は、沖縄で長年研究を重ね、活動を続けてこられた専門家のみなさんのお力も借りて、作っています。子どもにとっておもしろい、だけではなく、自然環境、生物、文化の正しい知識、安全な体験のポイントなど、様々な専門家、施設、団体に協力をいただき、親子のために、土地のためにどんな紹介のしかたがよいのか?など、いろいろと検討を重ねつつの制作です。

まだまだよくすることができると思うので、現在絶賛子育て中の、親子旅行に関心のあるママさんパパさんなどからも、「こんな情報がほしい」など、どんなことでも、よろしければご意見をいただけたらうれしいです。

 

制作を通して、またあらためて「学ぶ」ことだらけ。できるだけわかりやすく楽しい形で、みなさんにお届けしたいと思う毎日です。

 

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まなべる!トラベル企画の第一弾

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