公式「まなべる!トラベル」BLOG

第一弾書籍「えらべる!できる!冒険図鑑沖縄」、全国書店で発売中! 親子旅行を、家族みんなの学び体験に変える新提案をカタチにしていくプロジェクトです。最新情報や、本の中や公式サイトでは書ききれないライヴ感ある情報を提供してまいります。  公式サイト:http://manaberutravel.com

「ヒーローインタビュー効果」あり! 学びの旅でスマホ写真を撮るコツ

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 こんにちは!

「学びをもっと楽しく! わかりやすく!」を目標に活動しております
企画・制作ユニットmananicoです。
ブログにお越しいただき、ありがとうございます。

 

親子旅行といえば、スマホ写真!

手軽で、あっ!と思ったらすぐ撮れるので
旅でこそものすご〜く活躍しますよね。


そこで今回は、

旅ならではのメリットを活かして、
子どもの自信や学びにつながる撮影のコツを
ご紹介できればと思います。

 

 

写真を撮影することは、子どもの達成感や肯定感アップにとても効果的!

 

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じつは、「子どもが何かを体験している姿を親が撮影することは、
子どもの達成感や肯定感が生まれるので、オススメ!」

という専門家の先生が多くいらっしゃいます。

なぜなら、子どもから見て、親が撮影したり、
その写真を後から見たりすることで
「自分のがんばる姿や成果を見てくれてる!」という
わかりやすいメッセージとして受け取りやすいためです。

 

例えば、英語やダンスなどの習いごとの練習中、
試合や発表会で活躍する姿などを親が撮影しても
効果があることを、様々な取材で伺いました。

 


そしてさらに、「旅先で」写真(動画も)を撮ることは、
下の3つのメリットがプラスオンされます。

 

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●メリット1  お子さんのすぐ隣で、「対話」しながら撮影できる!

親と対話(気持ちのやりとり)をすることで興味アンテナがたちやすく、おうちのかたでしか引き出せない表情も撮影できます。

 

●メリット2 発見、驚き、感動、疑問などの、感情が入ったリアルな反応※を撮影できる!

※著書では「ナンダコレ!」という言葉で表しています。

「やった!できた!」という結果だけでなく、自分の発想などのプロセスに親が注目してくれた、という、いわば「証拠」を残せることで、子どもの自信がどんどん育ってきます。

 

●メリット3 体験したときの感情も「親子で」一緒に思い出せる!

そのままだと忘れてしまう出来事や知識も、おうちのかたと楽しく一緒に振り返り、感情をいっしょに思い出すと、旅先で得た知識もより深くインプットできます。また「じゃあDVDで見てみる?」など、その次の学び行動にアシストしやすくなります。

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こんなにいいことがたくさんあるなら

ぜひ、じゃんじゃん撮りたいものですよね!

 

 

撮影のコツは、お子さんの「3つのモード」を意識すること!

 

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さて、いよいよ旅にやってきました!

思うまま気の向くままにお子さんを追いかけて撮るのも
もちろんよいのですが、
ちょっと意識をしておくだけで
お子さんの知的好奇心をアップさせ、自信を深められる!
スマホ写真撮影のコツをご提案したいと思います。

 

そのコツとはズバリ、
お子さんの「モード」をきっかけに撮影することです。

 

 

 

モード❶ 「リラックスモード」:一緒に体験しながら撮影

 

学びに必要な「好奇心」は、
子どもが安心できる状況でがぜん生まれやすくなります。
また、いちばんお子さんがリラックスするのは、
おうちのかたがいっしょに楽しむこと。
だから、まずは撮影の時間より
一緒に体験する時間を長くとるようにします。

 

旅先でよくあるちょっともったいな話が、
おうちのかたが終始カメラマン役で
「撮影会」のようになってしまい、
お子さんだけでなんとなく不安そうな表情のまま
体験が終わってしまったというパターン。

 

旅行先には初めてのことがいっぱい。
いきなり好奇心爆発の子もいますが、
「やってみたいけどちょっぴり不安」
「おうちのかたが一緒ならできそう」という子は

多いはずです。

 

ですので、
最初のうちはおうちのかたも一緒にやってみて、
安心できる状況をつくることを意識します。
すると子どもにも笑顔が出てきて、体験を楽しみ始めます。
そのときが、「リラックスモード」
スマホやカメラをかまえる1つめのタイミングです。

水中に手をつっこみ始めた、動物に触り始めた、
知らないところに一歩、足を踏み入れた
食べたことのないものを口元にもってきてみた

そんな瞬間の写真が撮れたら大成功です。
 

 

モード❷ 「集中モード」:お子さんの集中優先! 楽しんでいることに沿って撮影


子どもがリラックスしてくると、
表情がだんだん変わってきて、体験にググッと
集中してくるようになってきます。
これが「集中モード」です。

 

お子さんが自分から行動しようとしているとき
夢中になっている横顔を撮る、
生き物をちょんちょん触っている手元を撮るなど、
体験の流れにそって、カメラ目線ではない、
自然な動作を撮影するのがオススメ。

 

一方で、集中しているとき
「こっち向いて」「あそこに行って立って」
「もっと笑って」「次はあっちに行こう」
などの声かけをしすぎると、せっかくの主体的な体験や
思考を中断させてしまうことがあります。

 

正面笑顔バッチリやキメキメポーズの記念撮影などは、
お子さんの集中が一段落したら行うといいですよ。

 

 

 

モード❸ 「発するモード」:お子さんが発する「ナンダコレ!?」の瞬間を撮影

 

リラックス→集中できると、
次は自分の力で発見したものをきいてほしく・見てほしくなってきて、
「発する」モードに自然に切り替わります。

お子さんが「ナンダコレ!?」「これ○○だよ!」などと言ったときや
驚きやうれしい表情をしたときが、
シャッターチャンス。

できれば「すごい!よく発見したね」「なにそれ、ちょっと見せて!」
「どうやって見つけたの?」「本当だ〜、赤い色してる!」
などと反応(対話)しながら撮影します。

 

この「3つのモード」を意識して撮影した写真は、
あとから見ても、
「自分ってこんなにがんばっていたんだな!」
「けっこうかっこいいとこみせちゃったかも」
「わたしがみつけたんだよ、これ」など、
ひと目見るだけでも自信を深められる材料になります。

 

 

だから、帰りの新幹線で、飛行機で、
ヘトヘトで全員お疲れなら、帰った後の休日に。
親子で撮影した写真を見ながら、おうちのかたは、
「よくこれ見つけたよね〜。どうやってみつけたの?」

「あ、このとき◯◯くんかっこよかったね!●●してさあ」など、
写真をきっかけに体験が思い出せるように、また
お子さんをヒーローインタビューのように主役にして
トークすると、とても効果的だと思います。

 

また、あわせてオススメしたいのが、お子さんだけでなく
「家族と」一緒に写っている写真も、撮っておくこと。
お子さんは自分だけの写真を見るよりも愛情を感じやすく、
「受け入れられている」と感じやすくなります。

 

「そういえば子どもの写真ばかりで、
自分の写真がまったくないわ…」
というお母さん・お父さんも多いかもしれませんね。

 

今の年齢のお子さんと、初めての場所をたずねたり
一緒に体験しているかけがえのない瞬間を
撮影できるのは、今だけです。

全員写真が撮りにくければ、
お父さんお母さんがお互いスイッチして、撮影しあってみては!

 

旅から帰った後、ホットな思い出のうちに
ベストの1枚をピックアップして、リビングに飾っておくのも
家族で心地よい感情を何度も追体験を何度でもできるので、
おすすめですよ。

 

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今度は家族で写ってみました

 

いかがでしたか?

せっかく写真を撮るなら、少し厳選しても、これらのことを意識すると

お子さんの成長という意味でも、とっておきの写真が撮影できる

確率が上がるはずです♡ ぜひお試しくださいね。

 

 

 

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