こんにちは!
「学びをもっと楽しく! わかりやすく!」する企画・制作ユニットmananicoです。当ブログにお越しいただき、ありがとうございます!
このブログでは、「親子旅行を再デザイン!主体的な学びの原体験に」という新発想のプロジェクト「まなべる!トラベル」について詳しくご紹介しています。
今回はまず、クラウドファンディングが先日、4月6日に早期の目標達成が叶いましたことをご報告さしあげ、御礼を伝えさせてください。応援してくださる皆様からの背中押しがどれだけ心強いことか! 同時に、日々の制作の中でも、たくさんの協力者の皆様に出会い、そこでも「面白いね!」「応援しているよ!」とお言葉を頂戴しています。こうした提案(今回はまず、本)が、読んでくださる、待っていてくださる、期待してくださる人がいてこそのものであることを、今のタイミングからしっかりと感じられることは、とても幸運なことです。
関係してくださる、気にかけてくださっているすべての皆様に御礼申し上げます。心より、ありがとうございます!
クラウドファンディングは、そんな制作の中で「ここまでやりきりたい!」と新たに見えてきた完成度を目指し、残りの期間でネクストゴールに挑戦させてください。どうぞ、共感をいただけましたら、引き続きのご支援をお願い申し上げます。
さて、今日の記事です!
「専門家」のみなさんから感じること
今回の本の制作では、「ぼうけん」のジャンルが多岐にわたるため、大学の先生たちや、沖縄県内にある専門分野に特化した施設や団体の皆様に、たくさんのお力添えをいただいています。日々、新しい出会いがあり、すべての対話から、わたしたち自身が学びを得て、企画が育っているのを感じます。
そんな専門家の皆さんたちとやりとりをしていて、とても印象深いことがあります。それは・・・皆さん、「専門家」でありつつ、色々なことに興味をお持ちで、実際はいくつものジャンルにまたがる深い知識をお持ちで、今も熱心に学び続けていらっしゃる、ということです。
生物の研究と民俗学的なアプローチが繋がっていたり、洞窟の研究は歴史を学ぶことであったり、はたまたフィールドワークの達人は、自然界の美しさを表現するためのアート性を持ち合わせていらっしゃったり。
お話を聞くと、あるジャンルで深い探求をしていくうち、学びたいことは自然と別のジャンルへとつながっていき、主体的な「学び」の連鎖が起きているだなということがわかります。
あるジャンルについて「学びの基本セット」があって、それぞれのパーツを100%になるまで消化していうのではなく、その人の興味関心、疑問や発見が導く「学びの歴史」が、その人を専門家である以上に、強烈な個性を持つ一人の学習者としてかたちづくっているのだなぁと気付かされます。
「ナンダコレ!」をきっかけに「好き」や「学びたいこと」が増える
専門家の方は、何かひとつのジャンルを深く学ぶ中で、その先にあるジャンルをまたいで学ぶべきことに出会い続けているのではないか、とほぼ確信しています。その姿は、「知識やスコアを高め続けている」というよりは、どちらかというと「好きなことがどんどん増えている」というイメージのほうが近いです。
好奇心が、強い興味関心に変わる瞬間を、わたしたちは「ナンダコレ!」という言葉で表現しています。この強い興味関心がひとつ生まれることで、それを軸に世界(“世界”が大げさであれば、例えば“図書館”とかをイメージしてください)を見るようになる。そうすると、世界を漫然と見るのではなく、自分の「興味関心フィルター=“好き”」を通すと、そこには「学びたい」ことがたくさんあることに気づけるようになるのではないかと思っているのです。
おうちのかたはいっしょに発見し、感動するだけでいい
わたしたちは「まなべる!トラベル」を、子ども主体&親子一緒の「主体的な学びの原体験」と定義づけています。だから、旅行自体に「学習効果」や「成果」を持たせようとしているわけではないのです。ただ、この旅行を通して、全国の皆さんに得てほしいなと願っているのは、やがて連鎖し、広がっていく学びの発火点となるような、「好き」につながるような感動や発見です。
その感動や発見と「出会いやすくするため」に、旅行前に読める本として、テーマごとにまとめた「ぼうけん」を30個、提案したいと思っているのです。
だから本の中にある「ナンダコレ!」を持って、旅行に行き、行った先で「本に書いてあったそのもの」に出会うだけでなく、「ちょっとちがった『新たなナンダコレ!』」に出会っていただけることも期待しています。
もっと言えば、事前に計画したものを消化していくだけの旅にしてほしいとも思っていません。興味・関心を持って向かった先には、必ず何か新しい「ナンダコレ!」がある。
だからおうちの方にオススメしたいのは、「旅行前にコレが見たいと言っていたから叶えてあげなきゃ」というよりも、お子さまの動機に導かれ向かった先で、その瞬間、お子さまが発見し、感動しているものを一緒に見て、驚いたり、楽しんだり、感動したりすることだけ。(もちろん事前のプランを立てることや、それを実現することを否定するものではありません)
共同体験による、安心感、楽しさが、自然とその後の自主的なインプットとアウトプット(もっと詳しくなってママやパパに教えてあげよう!)につながっていきます。親子旅行はきっとそのよききっかけになってくれるはずです。
クラウドファンディングいよいよネクストゴールに向けて!
まなべる!トラベル企画の第一弾
〜きみだけのナンダコレ!に会いに行こう〜「えらべる! できる! ぼうけん図鑑 沖縄」制作のためのクラウドファンディングにチャレンジしています 。
(4月11日)ありがたいことに、目標の早期達成を経て、折り返し地点も過ぎた現在、ネクストゴールへ向けて挑戦を続けております。いよいよ残りもあとわずか、引き続きの応援をいただけますと幸いです!
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