公式「まなべる!トラベル」BLOG

第一弾書籍「えらべる!できる!冒険図鑑沖縄」、全国書店で発売中! 親子旅行を、家族みんなの学び体験に変える新提案をカタチにしていくプロジェクトです。最新情報や、本の中や公式サイトでは書ききれないライヴ感ある情報を提供してまいります。  公式サイト:http://manaberutravel.com

旅先でもっとワクワクするお買い物体験を

こんにちは!

「学びをもっと楽しく! わかりやすく!」する企画・制作ユニットmananicoです。当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。

 

このブログでは、「親子旅行を再デザイン!家族全員の学び体験に」という新発想のプロジェクト「まなべる!トラベル」について詳しくご紹介させていただいております。

 

さて、7月3日にリリースをひかえております「えらべる!できる!ぼうけん図鑑沖縄」の制作は引き続き佳境です(佳境、長い!!笑)。表紙はほぼFIX。先日よりオフィシャルサイトやFBでもチラ見せを始めています。(「どんぶりに入っているハリセンボン?何?」「この原人みたいなの誰?」とか、反響いただいていて嬉しいです!)

 

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同時に、「本を読む」だけに関係させない、旅前・旅中・旅後の「体験としてのしかけづくり」もどんどん開発・制作が進んでおります。紙面の写真が動画として動き出すAR動画もサンプルに「おぉー!」と一同声をあげて盛り上がっています。いよいよ具体的なモノを見せ始められるフェーズになってきていますよ! お楽しみに。

 

さて、今日のテーマは「旅先のお買い物体験」。

 

旅先のお買い物って大人も楽しいですよね(子どものソレとはたぶん意味が少しちがいますが・笑)! あと、子どものお買い物体験といえば鉄板のTV

番組「はじめてのおつかい」、あれより泣けるドキュメンタリーあるのか。

 

そんなこんな今回は「まなベル!」的な旅先のお買い物の話

 

 

 

旅先のお買い物体験について

 

旅先のお買い物で真っ先に思い浮かぶには「お土産」。

 

でも、書籍でわたしたちが提案したいものとしては、お買い物体験それ自体に「学び」要素があるもの。第一弾のフィールドである沖縄には、例えばやちむんやシーサーなどの民芸品のような「現地カルチャー」を感じられるようなものがありますが、ちょっと子どもには難しいかもしれません(もちろん、やちむんが好きなお子さんがいらっしゃってももちろん素敵だし、シーサーについては、別の切り口でがっつり紹介←これも早く言いたい)。

 

本の中で提案する「お買い物体験」は、ズバリ、沖縄で昔から愛されている伝統的なおやつを買ってみよう!というもの(他にも食ネタは色々あります)。

 

県外から来る子どもたちが、「名前」も「見た目」も変わっていて、そして食べて「美味しい(なんといおうか、みんな大好き“ 難しくない ”美味しさ)」おやつを、旅の途中でドキドキワクワクしながら楽しんでもらえるようなぼうけんを紹介しています。もちろん図鑑ですから、名前の由来から、どんな時に食べるおやつかなど、学び要素も満載です

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で、キモは伝統的なお菓子店さんに協力していただき制作した「言ってみよう!買ってみよう!」のコーナー。「ぽーぽー」やら「くんぺん」やら、ポップな名前の並ぶお菓子屋さんで、ぜひお子さんがいちばん気になるお菓子を「自分で買ってみる」という体験をしてもらえたら嬉しいなと思います。「ナンダコレ!」な楽しい名前の沖縄のお菓子には、沖縄の風土や慣習などから生まれた「なるほど!」がたくさん詰まっています。そうした部分まで楽しく学べるように工夫していますよ!

 

地元のお菓子屋さんとの交流もきっと、掛け替えのない体験になると思います。

 

心を動かす「ひと工夫」がきっと大切

 

話が少し変わって我が家の体験談です。海外旅行の話になっちゃうのですが、当時、うちの息子5歳は英会話スクールに通ってまして、そうなると、親としてやらせたくなっちゃうんです! 「英語でアイスクリーム(ハンバーガー)を買ってみよう!」的なやつ。笑

 

それぐらいは十分に話せるという確認もしていましたし、もう現地に着くなり、「さぁ、アイスクリーム買いに行こうか!」みたいな。笑

 

でも・・・結果は全然だめでしたね!

 

そもそも日本でアイスクリームを買うのだって、親が注文しているのを、どうして海外に行ったら自分で買わなきゃいけないのか、今考えると意味わからない。「英語を使って買い物したい」という動機がそもそもないなか、なぜ急に、海外でアイスクリームを英語で買うのか、その不自然さに気づけてなかった。

 

それを思い知ったのは、旅行も終わりの頃、現地のお土産屋さんで、息子が子ども特有の「どうしてほしいの、それ」みたいなマグネットを急におねだりしてきた時。「えーいらないよ」と言いそうになった瞬間にピン!ときまして、5ドル札わたして「自分で買ってきてごらん」と。

 

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なんか足が動くイカのマグネットでした

そうしたら、手のひら返したように、英語で買い物しているわけです。「フロムジャパン」だの「ファイブイヤーズオールド」だの、なんか世間話までしてる(!)。これはつまり「英語で買い物してみよう!」という大人目線も目標設定ではなく、「うわ!これおもしろい!ほしいっ!」という動機、目的があって、そのために、英語で買い物する必要がある時、ポーンとその「気後れ」のようなものを飛び越えて、現地での(二重の意味の)成功体験につながったというわけです。

 

学び体験としての親子旅行の中にはそうしたヒントがたくさんあると思います。自然散策と同じように、おやつのお買い物の中にも、「主体性、動機」が生まれるヒントがあるはず。そこに学びトピックがくっついてくれば、「あぁ、面白いなぁ」という自分の行動結果にたいする良いレッテルづけがされると考えています。

 

親として、そのシグナルを見逃さずにいられるように、アンテナをはっておきたいですね!(ちなみに、沖縄の夕食の席で、お刺身の魚を選ばせてあげてください。結構な割合で水族館にて出会ったやつと再会できます・笑 そういう興味もありです) 

「買ってみた!」だけではなく、「やってみた!」となる買い物

つまり買い物という行為の中に、「買えたね」以上の達成があること。「なんでそれにしたの?」という理由があったり、なんなら、買ったお菓子に対して、おうちのかた以上にお子さまが詳しかったりしたら、わたしたちとしては大成功です。もちろん、買い物以外の「ぼうけん」すべてについて同じことを企んでいます。「行く」「買う」その先にある、「本当に〇〇を見てみたい」「〇〇ってどんな味なのか確かめてみたい(お菓子だけじゃなくて、葉っぱの味を確かめたくなるような提案もありますよ!)」そんな子どもたちの好奇心、動機付けをバンバン本に落とし込んでおります。ぜひぜひ、お届けを楽しみにしてくださいね!

 

SNSでは「もっと!ライヴ感のある」情報発信!

 

いよいよ制作も大詰め!ということはこのへんからだいぶライブ感出てきます(ホントです・笑)。ぜひ制作ドキュメンタリーを見るような気持ちでフォローくださいませ!