こんにちは!
「教育をもっと楽しく・わかりやすくするクリエイティブ」をモットーに活動しておりますmananicoです。当ブログにお越しいただき、ありがとうございます! このブログでは、「親子旅行を再デザイン!主体的な学びの原体験に」という発想でスタートしたプロジェクト「まなべる!トラベル」について、詳しくご紹介、親子旅行の新しいコツを提案します。
先日、プロダクト第一弾である“子ども向け旅行ガイド”「えらべる!できる!ぼうけん図鑑 沖縄」に合わせて開発したい「スマホ連動」の件で、アプリ開発の担当者さんと打ち合わせをしてきました。
最新の技術を共有していただき、正直のけぞりつつ(「ナンダコレ!」連発)、「こんなにもできることがあるのか!!!!」とワクワクが止まりませんでした!
強調したいのは「いやー、今の時代、本でもアプリ、スマホと連動でしょ?」という(ある種の)テクノロジー・ミーハー心(そんな言葉きっとないですけど)からやりたいわけではないのです!
今回は、その部分について詳しくお話したいと思います。
旅行前の情報をもっと楽しく!
大人の間では、「もうみんなスマホばっかりで、本を読む人が減った」なんて聞くこともあります。一方で、子どもたちを見ていて「いいね!」と思うのは、「好きなものであれば、本も何冊も楽しむし、Youtubeでも見たいし、Googleで画像検索もしていっぱいインプットしたい」という気持ちがあふれていること。
彼らにとっては「知りたい」ということが重要なのであって、媒体が(紙かWEBか)ということに区別がないし、どちらのほうが良いということもない。
だから、スマホ連動、アプリ活用ということも、なんのしかけに使いたいかといえば、「それが当たり前」の子どもたちを、「最大限楽しませるため、驚かせるため」。
もちろん、子どもたちの多くは自分のスマホを持っていません。本の中の仕掛けを楽しむには、おうちのかたに、「ねえ、これが見たいのだけどどうやるの?」ということになるかと思います。
その時におうちの方にも同時に「わあ、ナンダコレ!」となっていただけるように。子どもたちだけではなく、親子で楽しんでもらえる、驚いてもらえるようなしかけを考えています。そして本を読んでいる時に、親子で盛り上がる=そっくりそのまま「旅が楽しみになる」ことにつながる。それがとても大事です。
もちろん、その中には「動画連動はあるだろうな」と予想されているかたもいらっしゃるかと思います・・・。あります!笑 でも・・・ちょっと普通とは違います! ここを実現したく、今、検討を重ねています。楽しみにしていてくださいね。
本当に「きみを冒険の主人公」にする!
旅行前だけでなく、旅の最中に関わるアプリ連動、デジタルコンテンツ開発で、とても大事にしていることもあります。それは「いかに旅行している真っ最中、子どもの気分が盛り上がるか、ということ」。
チームの検討で繰り返し出てきているキーワードは「大事なのはデジタルであることではなくて、それによって“体験”がもっと楽しく、価値あるものになるか」ということ。今回の「旅を通した学び体験」は、子どもたちは本当に現地に来ている場合が多いので、「行った先でしかできない」しかけがあること、もっといえば「サプライズ」が用意されていたり・・・(書いちゃうと意味ないもで、まだ内緒です。笑 でもどこかでご紹介します)。
今まで、学び×デジタルの開発には比較的、多く関わらせていただいた自負があります。その経験から実感しているのは(学びだけではないですが)、「コンテンツをデジタル化しただけでは、楽しさは広げきれない。デジタルが入ることで、行動そのもの、体験の在り方がどう変えられるか、ということまでイメージできると、提供する楽しさは跳ね上がる」ということ。
「ぼうけん図鑑 沖縄」ですから、子どもたちの行動、体験の在り方をどう変えられるのか、という観点になります。
開発チーム一同、キーワードとしては「本をトレースするだけの冒険ではなく、自分が主人公としての冒険を、学びを広げてもらえるようする!」を掲げています。本といういわば、「冒険の書」を手にして勇者たちに、さまざまな「冒険の道具」を現地で手に入れていただくような、そんなイメージです。
旅前のデジタルが情報としての価値を上げるものならば、
旅中のデジタルは体験そのものの価値を上げるものにできるはず。
親子体験がもっと楽しくなる!
冒頭、「本を読んだお子さまが、『これが見たい』とおうちのかたのところに頼みに来るかもしれません」と書きました。おうちのかたには、「ぜひ見せてあげてください」というお願いとともにもうひとつ、「ぜひ一緒に見て、楽しんでください」とお願いしたいです。
今までの発信でも、これからの発信でも何度でも触れますが、子どもの好奇心(そしてそこからの学び)にドライブをかける、大きな、大きな要因に「おうちのかたがその好奇心に“乗る”こと」が挙げられます。お子さんに好奇心いっぱいになってもらいたいと願う時、おうちのかたにも好奇心いっぱいになってもらいたいです。
好奇心親子チームの結成です。
子どもは(人間には)・・・
- 興味のあるものについ手を伸ばすような好奇心
の他に・・・
- おうちのかたと“仲間”になりたい
- ポジティブなレッテルの貼られた行動を好んでするようになる
「本能」の影響を受けた行動のクセがあります。
「いきなり日常生活すべての中で、これを実践していきましょう!」ということは、少しハードルが高いことはこれまで何度もお伝えしましたが、「親子旅行」に関していえば、お子さま主導の好奇心に“乗る”こと、時にはそれを“リード”したり“承認して、助長してあげること(=つまりポジティブなレッテルを貼ってあげること)”は、そこまで難しいものではありません。
なぜなら、旅行自体を楽しみに思う気持ち、旅行を親子で楽しみたいという気持ちがきっと後押しをしてくれるから。
だから私たちは、コンテンツの価値、体験の価値を高めるようとする時に「親子で一緒に楽しめるか」に非常にこだわります。
もうひとつ。
導入したいと思っている機能のひとつに。
「カメラを使った仕組み」を必ず入れようと思います。
もともと個人的に「親のスマホのカメラ」については、子どもの自信を育むポテンシャルがあると仮説を持っていましたし、教育関連の仕事を通して、有識者の方からもたくさんご指摘をいただいていました。
印象深かったのは、とあるインターナショナルプリスクールで、長年、園長をされている先生からのお話。
「お子さんが “今は自分が主役で、おうちの方が注目してくれている”って感じさせてあげることはすごく大事ですよ。子どもが覚えてきた英語を披露してくれるんだったら、ただ聞くだけでなく、まるでタレントさんや、Youtuberになったような気分で話せるようにスマホのカメラで動画を撮ってあげて、それをみんなで楽しむということをしてあげると良いですよ。今は手軽にそういうことができて、いいですね!」
大人がスマホばかり見ている、写真ばかり撮っている、ということが「どうなのかな」と思っていたこともあった時期だったので、ハッとしたのを覚えています。
いわんや、旅行中。子どもは「まなベル!トラベラー」といういつもとは違う立場(?)で冒険中です。この姿を盛り上げるためのカメラを使った仕掛けは欠かせません。
カメラの機能だけでなく、他にも親子体験をぐっと楽しくさせるための仕掛け、色々考えていますよ!全部、実現できますように・・・。がんばります!
クラウドファンディングに挑戦!ご支援お待ちしています!
まなべる!トラベル企画の第一弾
〜きみだけのナンダコレ!に会いに行こう〜「えらべる! できる! ぼうけん図鑑 沖縄」制作のためのクラウドファンディングにチャレンジしています 。
(3月31日)現在、80%を超える目標達成まで到達しました。みなさまのご支援、ご期待をいただき、本当に感謝と感激の日々です。ご支援の用途として、本日のブログにて触れさせていただいた「デジタル・アプリ」連動の開発もございます。書籍を起点に、旅先での体験価値をフルマックス高める実例を、ぜひ作らせてください!
ご支援、お待ちしております。
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